今年も後1ヵ月ちょっと☆
こんにちは、いしわたファミリー歯科クリニックの砂川です
やっと沖縄も少し寒くなってきましたね。
ハローウィンが終わると、あちこちでクリスマスの準備。
かと思えば、正月の準備…今年も後1ヵ月ちょっと!!
本当に1年はあっという間ですね((´д`●))三((●´д`))m
後少しではありますが、まだまだ冷えるので体調には気をつけて下さいね。
さて、本題に入りたいと思います
学校での歯科健診を受けた事あるお子様はいると思いますが、
要受診と診断されて、歯科健診後しっかり受診は皆さんされてますか??
実は、県内で歯科健診が必要と診断された子供の72%が未受診の状態であり、
口内崩壊の子供がいる学校は4割を超えてる事が、
この沖縄県保険医協会が学校歯科検診アンケートで調査した結果で
明らかになったそうです。
沖縄県内すべての公・私立小学校265校、中学校149校、
特別支援学校17校、各校の養護教諭から学校の歯科健診のアンケート用紙を
ファックスで回答を得たところ、回答数は50.6%(表1)
学校歯科健診を受け、要受診の診断を受けた子供の受診動向や、
口内崩壊の実態を調べる目的で実施したもので、
学校歯科健診受けた子供は6万7099人。
そのうち39%にあたる2万6201人が歯科医療機関の受診が必要と
診断されましたが、この中で歯科医療機関を受診したのは、
7363人でした。受診率は28%で、要受診者の72%にあたる1万8838人が
未受診となっています。(表2)
2016年度の学校歯科健診で、口腔内が崩壊状態(1人で、虫歯が10本以上)であり、
「歯の根しか残ってないような未処置歯が何本もあるような状態と見られる児童・
生徒がいましたか?」という問いに、93校(回答学校数の)42・7%の学校が1人以上
「いる」と回答。(表3)
1人で14本(永久歯)の虫歯ありで、ほぼ溶けてなくなっている歯もあったそうです。
何度も治療を勧めているが、いままで歯科受診なし。
行けない理由を聞いてみたところ、
保護者が仕事で忙しくて歯医者に行けなかったり、経済的な余裕がなく受診できなかったり、
または、離島や地域で歯科医療機関がなく、受診するに経済的にも物理的にも厳しい
状況もあり、理由はさまざまですが、上の表をみてみると皆さんはどう思いましたか??
子供や保護者の歯と口の健康に対する意識の低さにいろいろ考えさせられますね!
お子様が要受診と診断されてたら、ひどくなる前に早めに受診して頂くようお願い致します。
また、定期健診などで受診してもらい、お子さんの将来の為にも今の内に
口内環境をしっかり整えておきましょう(p’v`q◆)